2021年、世界信用度パスポートランキングで日本が4年連続1位になりました。
当たり前のように、パスポートを持って海外旅行に行ってますよね。日本人なら誰でも申請すれば手にすることが出来ます。
日本のパスポートが世界でも優れていますが、どれだけすごいのか…
なぜ、日本のパスポートが世界最強なのか…
調べてみました。
日本のパスポートは世界で認められています
イギリスの「ヘンリー&パートナーズ」が2021年の「パスポート信用度ランキング」を発表しました。
「ヘンリー&パートナーズ」はIATA(国際航空運送協会)のデータベースをもとに、世界の国や地域が発行するパスポートの信用度をビザなしで渡航できる国や地域の多さで評価しています。
2021年度パスポート信用度ランキング
1位 日本・シンガポール
2位 ドイツ・韓国
3位 フィンランド・イタリア・ルクセンブルク・スペイン・
4位 オーストリア・デンマーク
1位の日本・シンガポール 2位の韓国以外はヨーロッパが占めています。
日本のパスポートが最強の理由ってなに?
4年連続で1位をキープしている日本のパスポートですが、2017年以前は10位以下でした。2018年にビザなし渡航が出来る国や地域が急激に増えました。
なぜ日本のパスポートが最強なんでしょうか?
GDPが高く、経済的に成長しているという理由もあると思います。
その他に考えられる理由を調べました。
過去の日本人の評価が大きい
過去に日本人が歴史的な偉業をしたことを世界が認めてくれたこともあります。
杉浦千畝さんはカウナスの領事館で外交官として働いていた時に、ナチスドイツから逃げてきたユダヤ人に日本へのビザを発給した人物です。
そのビザによって6000人が助かったとして命のビザと呼ばれています。
その他にも日本の外交官がその国や地域で信頼をもたらしていることも理由かと思われます。
毎年のODAの援助の評価
日本は毎年多額のODA(政府開発援助)をいろんな国に対して行っています。
カンボジアとホーチミンにかかる「つばさ橋」
このつばさ橋の建設費121億円のほぼ全額を無償で提供し、建設しています。日本の企業の三井住友建設が10年以上もかけて完成させました。
ラオスの「ラオス日本大橋」
ラオスのパークセーにある「ラオス日本大橋」も日本のODAで総工費55億円で建てられました。
JICAによる支援
日本はJICA(独立行政法人国際協力機構)を通して人材を紹介しています。
技術や知識をもった人達が海外青年協力隊として、発展途上国に2年間も現地に派遣され、その地域の発展に貢献しています。
まとめ
世界には海外に旅行に行くために、大使館へ行ってビザを取得する必要があり、時間とお金がかかります。
日本は誰でもパスポートの申請が出来、信頼度の高いパスポートを手にできます。
これからも、そのパスポートを持っていろんな国に行きたいです