韓国の気になるところ

ついに!!韓国で電子渡航認証システム(ETA)が導入

なかなか、海外旅行に行けない状況が続いています。本当に先が見えませんね。

韓国旅行や韓国留学にいくことも難しい中、2021年から変わる韓国の制度を紹介します。

電子渡航認証システム(ETA)とは

「電子旅行許可制」といいます。外国人がビザなしでの入国する際に訪問する国のホームページから個人情報や旅行に関する情報を入力して、国から旅行の許可を受ける制度です。

今現在はオーストラリア、アメリカ、イギリス、台湾、ニュージーランドねどの主要国家で施行されてます。

この制度が始まると、私たち日本人のようなビザが免除されている国籍の渡航者本人が専用サイトで渡航認証を取得しないと韓国には入国出来ないようになります。

ですが、認証を受けた場合は、韓国に入国する時入国申告書の作成と提出が不要になります。また、一度認証したら2年間有効ですので韓国に行くたびに申請しなくてもいいのです。

渡航認証の申請手続きにかかる手数料は10,000wです。安いですね。

2021年の韓国入国はどうなる?

どうなる?こればかりは誰もわかりません。コロナの状況次第だと考えます。

今現状は2020年3月から韓国に入国出来ません。今までは90日以下の滞在ならばビザは必要なしでした。しかし、感染症拡大防止のためビザなし入国は一時的に停止となっています。日本国籍の人は韓国入国の際はビザが必要です。

韓国政府は一時的に入国を停止している国について、今後もコロナが続くようならば、「ビジネス目的等の優先入国対象者」を電子渡航認証制度の対象とするを発表しています。

一般の観光目的の旅行者については、コロナの感染がまずは収まって韓国旅行が可能になった場合、初めにすることはビザ免除措置停止の解除、いわゆるビザなし入国が可能にならないとダメです。

そして、ビザなし入国が出来るようになれば、日本人観光客も電子渡航認証の対象者になれるそうです。

まずは2021年5月~8月がテスト運用となり、2021年9月より正式に施行される予定です。

とにかくコロナが収まらない限り韓国だけではなく、海外旅行は出来ません。

なぜ電子渡航認証システムを導入するの?

韓国では海外との観光客誘致などのために、ビザ免除協定を結びビザ免除入国を拡大した結果、全体の半分以上がビザ免除入国者でした。

一方でビザなしで入国した外国人が不法滞在者となるケースが増加しました。そのため、アメリカやカナダですでに導入されている電子渡航認証システムが取り入れることになりました。

仮に韓国旅行に行けるようになったとして…

まだ、どうなるかわかりません。観光目的の入国は早くても9月以降…いや、今年はダメなの??という状態ですが、もしも渡韓出来るようになった場合はどのような流れになるのでしょうか?

パックツアーや航空券を購入する。

個人でETA専用サイトで申請

韓国へ出発

韓国到着・入国審査

そんなに難しいことはありません。申請から手数料まですべて本人がオンラインで行います。アメリカのESTAの申請の時は手数料の支払いはクレジットカードで済ませました。

多分ですが、支払いはクレジットカードのみになるかと思います。

これからはキャッシュレスが当たり前の時代になります。韓国でも現金が使えないお店も増えてきました。韓国だけではなく、諸外国も当然です。クレジットカードは必須で行きましょう

また、渡航認証が取得出来た場合は、メールで連絡が来るだけで、書類が別途送られてくるわけではありません。

良いことは韓国到着の時は、いつもよりも入国審査がスムーズになり待機時間が短縮されるメリットもあります。

まとめ

ETAは一度申請して認証取得すれば2年間の有効期限がありますし、申請も難しいこともないので、さらっと申請しちゃいましょう。

ETAを初めて申請するかたは、旅行申し込みとセットですぐに申請することをおすすめします。忘れないように…

しかし、韓国に入国するにはコロナ終息がカギです。ETAが施行されても、ビザ免除措置が解除されない限り、全く無意味です。一日も早く心落ち着く日々が戻りますよう願います。